-舶用課-
舶用課では、主に大型舶用ディーゼルエンジンの燃料ポンプ、燃料弁、化学プラント部品を
機械加工し、熱処理後の、研削、仕上加工を行っています。
燃料ポンプは鋳造されたポンプ本体を、NC旋盤で内外径を加工し、
マシニングセンタにより、外周部穴加工、ねじ加工を行い完成させます。
更に2020年度に最新の複合加工機の導入を行い短時間で高精度の製品を作り出すことが可能
となりました。
熱処理後の工程ではミクロン単位での仕上り精度が要求されるため特に研削・仕上技術を強み
としています。
社内提案活動等もあり、日々品質向上と原価低減活動に力を入れています。
機械加工
燃料ポンプの噴射量を制御する為の部品であるピニオンとプランジャは、
縦型マシニングセンタにて最終仕上げ加工をしています。
プランジャ先端部の切り欠きリード角度は燃料噴射のパターンを決定するもので、高精度加工が必要です。
燃料弁本体は鍛造素材入荷後、NC旋盤、マシニングセンタ、高周波焼入れを行い、組立工程に入ります。
●複合加工機●
研削
熱処理された製品をミクロン単位の精度に仕上げます。
仕上
研削加工後の製品をサブミクロン単位の精度に仕上げます。
●ポリゴン研削盤●
その他
国家資格である技能検定への取り組みを推進しております。汎用旋盤に関しては当社で検定試験が
実施できる環境も整っております。
資格取得実績:汎用旋盤、マシニングセンタ、数値制御旋盤、機械検査、機械保全、平面研削盤、円筒研削盤等